お知らせ

ショートステイあゆみ 管理者あいさつ

記事 ショートステイあゆみ 管理者あいさつのアイキャッチ画像

8月1日(水)、皆様に支えられて、「ショートステイあゆみ」を開所しました。前にあゆみ作業所があった地域にと、ご縁を感じております。
今まで、法人として、日中生活介護施設しか持っておりませんでした。過去、あゆみ作業所を利用されている『なかま』の保護者・介護人に何かあったとき、近くの社会資源が見つからず、市外の施設・病院にお世話になることが多々あり、中にはそのまま、あゆみ作業所を離れていく流れになった『なかま』もおられました。そういった意味でも、大きな一歩です。
短期入所施設を開所するにあたり、どのように生活の場である入所施設を制度上、安全を確保しながら、ゆったりと過ごせる空間作りが課題でした。入所施設の運営知識が乏しい中、幸い、色々な法人・施設さんへの見学を受け入れてもらい、たくさんのヒントを頂き、リフォーム段階から活用させていただきました。

車いすのなかまに対応するため、昇降機導入を検討しましたが、一般住宅のため階段幅が狭く、消防法にひっかかる事から断念しました。防火・防災管理者研修にも行かせていただき、先日の地震・台風での被害も考え、蓄電池設備・防災食の保管を導入したところです。
「ショートステイあゆみ」は定員4名ですが、予め緊急受け入れの枠を確保させていただき、1日・基本3名での受け入れで運用させていただきます。また、保護者より「夜間心配なので一緒に寝てほしい」とニーズがあり、必要に応じて3階の定員2名の居室にて、なかま2名と職員1名で就寝対応を実施しています。
宿泊受け入れ日に関しては、開所当初は日中生活介護施設の職員さんに手伝ってもらい、少しずつ受け入れを始め、現在、夜間職員2名が専属勤務して頂いている状態です。それでも、現状での目標にしている平日開所(月~金)には届いていません。平日開所を達成し、安定した後、地域で希望されている方も受け入れる予定です。
運営・管理責任者として、『保護者・利用者のなかま・夜間職員が安心して利用・働ける環境を整える』という方針を設けています。「保護者・利用者のなかまには安心して利用してほしい」「夜間職員には長く働きたいと思って働ける環境作り」と、皆が幸せにある施設を目指しています。今後とも宜しくお願い致します。
ショートステイあゆみ
管理者  蝼川内 聖(ケラカワチ サトシ)

カテゴリー