ごあいさつ
皆さま、日頃より大変お世話になり感謝申し上げます。
1982年5月に、間借りをしてスタートしたのが、法人の前身である障がい者の働く場『あゆみ作業所』でした。「働きたい」「仲間がほしい」このささやかで大切な願いが私たちの原点です。
とかく早急に結果、成果が求められる世の中ですが、「何もしていなくても感じる幸せ」は、とても大事だなと軌跡を振り返って感じ入っています。
「直面する問題がすぐに好転しない状況下でも、投げ出さず腰を据えて解決策を模索する力、答えの出ない事態に焦らず耐える力」であるネガティブ・ケイパビリティの浸透が重要性を増している時代だと私は思うに至っております。
もちろん、日常は判断が求められることの連続ですので「すぐする!すぐ済む!」ことは、率先躬行(そっせん−きゅうこう)しようと心掛けています。
弊社、及び各事業所は社会資源としての役割を果たし、今と未来のご利用者とそのご家族に安心してご利用頂き、職員がやりがいをもって働き続けられる存在を鋭意めざしております。
事業継承と人材育成を着実に叶え、多くの皆さまとの連携の力でここ大阪港から大海原へ『あゆみ号』は更なる船出に挑んでおります。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
理事長 源野 秀幸(社会福祉士・精神保健福祉士)